及び
古くから竹の軽く、強い特色を生かして、ザル、かごなどの日常生活品から武具、楽器、高級調度品などまで幅広く県内各地で作られ、竹工芸品は生活の中に密着してきた。特に、中世以降、茶道、華道が盛んとなり、花生、茶杓などの竹工芸品が賞賛されたことから、加賀藩においても美術工芸として振興に力をいれ、藩の細工所では数人の竹工がいたと言われている。
しかし、第2次大戦後、プラスチック製品やダンボールが大量に出回り、需要が激減した。
現在、網代編を主体とした高度な紋様編で茶道具等が作られている。
■主な生産地
:
金沢市
■主な製品名
:
花生
■主な生産組合
:
島村白峰斉・島村昌弦
金沢市辰巳町ロ60-6 TEL(076)229-2082
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